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矢木沢壬生−1−
俺は壬生の頭を抱えあげて、首の下に腕を通すと、そっと抱きしめてみた。
壬生「‥あ‥」
俺の腕の中で小刻みに震えている壬生は、普段の芸能人オーラをユンユンと放つ姿からは想像もできないほど小さかった。
少し強めに抱きしめた時、俺は壬生の脆さを感じた。
薄暗い星明かりの中で浮き上がる壬生の白い身体は、緊張のためか、カチカチにこわばっているようだ。
これじゃ無理かな‥。
菁「大丈夫、何もしやしないよ‥、ただしばらくこうしていたいだけだから‥な?」
壬生「う‥ごめんなさい‥菁くん‥」
菁「なんで?」
壬生「だって‥菁くん‥私に気を使ってくれているのに‥私は‥」
菁「なに言ってんだよ、焦るなって」
壬生「だって‥」
菁「死にはしないよ‥」
壬生「‥え‥?」
菁「今日がダメでも明日があるし‥明日がダメでも明後日がある‥」
壬生「‥いやです‥」
菁「壬生?」
壬生「私‥菁くんに何をしてあげたらいいのかわからないから‥何もしてあげられないですけど‥」
壬生「そのかわり、何をされても抵抗しませんから‥だから‥」
菁「壬生!」
壬生「いやなんです! このままじゃ私、不安なんです‥!」
菁「‥壬生‥」
壬生「‥私‥身体弱いし‥もうこんなチャンス‥この先にもあるなんて‥思えません‥」
壬生「だから‥今‥確実な何かが欲しいんです‥無理を言って‥菁くんを困らせてるのはわかっているんですけど‥」
菁「‥‥‥‥‥‥‥‥」
壬生「だから‥お願いです‥」
菁「‥ん‥わかった‥」
俺は壬生の額にかかる髪をそっとかき上げ、おでこに軽く唇をあてる‥。
菁「‥だったら‥好きにさせてもらうぞ‥?」
壬生「はい‥」
壬生が返事を言い終わらないうちに、俺の唇は壬生の首筋にあてられていた。
噛み付くようなキスを首に降らせ、ネロネロと舌を這わせてみた。
壬生「んん‥!」
壬生が短い嗚咽をもらす喉の振動が、俺の唇に伝わる。
そして壬生の神経が首筋に集中したのを見計らって、俺は壬生の胸に手をのばす。
壬生「あ‥うっ‥」
菁「壬生のオッパイ‥柔らかい‥」
さしたる抵抗を見せない壬生に対して、俺は少し乱暴に壬生の胸に指を食い込ませてみた。
壬生「‥痛っ!!」
菁「あ、ごめん、つい夢中になっちゃって‥」
壬生「‥へ、平気です‥」
菁「ダメだ、俺が舐めて癒してやる、ドコが痛い?」
そういって、舌をチロッと出して見せると、壬生は一瞬悩んで口を開いた。
壬生「‥む、胸が‥」
菁「‥ん‥」
俺は首筋から唇を離さないように押し付けたまま、下にある白いふくらみに向かって移動していく。
壬生「あ‥あふっ‥菁くん‥」
壬生は、脱力して震えるような声をあげる。
嫌悪感や不快感から出た声でないことを祈りたい気分だ。
菁「‥壬生‥」
カタツムリの歩いた後のように唾液で濡れ光る足跡をつけながら、ゆるやかな曲線をえがき出す双丘にたどり着いた。
俺はそのやわらかな膨らみに、口と言わず鼻から頬まで、埋め込むように押し付けて感触を存分に味わう。
壬生「あ‥んふっ‥」
鼻の先にあたる固くなった突起を、そのまま手を使わずに鼻の頭でコリコリと転がしてみる。
壬生「んっ‥あ‥」
俺はその固く尖った乳首を唇で挟むと、甘く吸い上げた。
壬生「ん‥あ‥そんな‥‥はうっ‥」
口内に吸い込んだ乳首を舌で弾くように愛撫してみる。
壬生「ふぅ‥ん‥はふ‥」
菁「壬生‥どんな感じ‥?」
壬生「は、はい‥なんだか‥胸の先がジンジンして‥感じすぎて‥痛いぐらいです‥」
随分と可愛いことを言う‥。
俺はますます壬生を気持ちよくさせてやりたくなって、壬生の胸に顔を埋めたまま、俺は右手を壬生の下腹部にのばした‥。
壬生「あ‥そ‥こは‥はうっ‥!」
下着の上からとはいえ、敏感な部分に触れられた壬生は、驚いたように一瞬ヒクンっと身体を震わせた。
そして驚いたのは壬生だけではなく俺も同じだ。
壬生のソコはもうすっかりビッショリと濡れていたのだ。
壬生「あ‥い‥い‥ゃ‥」
菁「‥フフん‥?」
壬生「‥わ、笑わないで‥」
俺としては深い意味もなく、ただ、恥ずかしいくせに『嫌』と言えない壬生が可愛く思えて思わずもれた笑いだったんだけど‥。
壬生にしてみれば自分の淫乱さを見抜かれて笑われたと思ったのかも知れない。
菁「ゴメンって‥俺が笑ったのは壬生が可愛いからだよ‥ほら」
‥クチュ‥。
俺は下着の上から壬生のマ○コをさすり上げた。
壬生「ふあっ‥んっ‥!」
右手をマ○コの先端にあてがい、爪弾くような微妙な刺激をあたえながら、俺は唇を、壬生のヘソの穴にかぶせる。
壬生「ひあ‥! く、くすぐったいですよ‥菁くん」
くすぐったさからか、ヒクンヒクンと痙攣する壬生の腹筋の躍動を唇に感じながら、俺は舌を壬生のヘソにもぐりこませていく。
壬生「あっ‥ふぁ‥お、おへそ‥嫌ぁ‥変な感じ‥」
そして、マ○コを擦り続けていた右手に、必要十分な湿りを感じた俺は、親指でパンツの腰の部分を引っ掛けると、するりと指を滑り込ませた。
壬生「あっ! いっ‥!」
壬生が何を言いたいのかはわかる、でも俺はいやだろうとやめて欲しかろうと、もうすでにパンツの中に指を滑り込ませてしまった。
指先に感じる陰毛のジャリジャリとした感触‥。
熱く濡れたやわらかな肉の唇‥。
それらすべてが俺を興奮させる。
菁「壬生、脱がしちゃっていいか‥?」
壬生「あう‥は、はい‥どうぞ‥」
意を決してのOKに、俺は壬生のパンツに手をかけて、一気に引きおろした。
‥壬生のソコは、すっかりと蒸れあがっていた‥。
立ち上ってくる甘い芳香に、頭の芯がクラクラする。
壬生「‥あの‥お願いですから‥あんまり見ないでください‥」
俺は壬生の甘い香りに誘われるように顔を近づけた。
壬生「あ‥ま、待って‥」
菁「ん? なに?」
壬生「あの‥もう大丈夫ですから‥ね?」
菁「もういいって‥やめるのか?」
壬生「そ、そうじゃなくって‥もう準備出来てますから‥あの‥」
菁「あ?」
壬生「‥ブチ込んで‥ください‥」
‥‥‥‥‥‥‥‥。
‥ドコで覚えた知識かしらんが、たぶん『入れて』という意味で言ったんだと思う‥。
菁「オーケー壬生‥。こっちに来て‥」
壬生「は、はい‥」
俺は壬生をの尻を抱え上げると、腰を密着させて、チ○コの先をマ○コに押し当てる。
菁「いくぞ? 壬生‥」
壬生「はい、来てください‥」
俺は左手でチ○コを握ってねらいを定めると、亀頭の部分を壬生のマ○コに押し込んだ。
ブチッ‥。
壬生「‥あ‥」
何かが音を立てて切れるような感触‥。
壬生は俺のチ○ポが、壬生の中に少しずつ姿を消していくのをまじまじと見ている。
壬生「う‥ああぁぁぁ‥!」
ある程度入りかけた所で、チ○ポの先端に希薄な抵抗を感じた。
それは壬生が今までの人生で守りぬいてきた純潔の証し。
俺は最後に壬生に目で問いかけた。
いいのか‥? 本当に‥。
壬生「‥‥‥‥‥‥‥‥」
俺の無言の問いかけに、壬生も無言でこっくりと肯いて答えた‥。
俺は壬生の気が変らないうちに、ことを進める。
壬生の腰を掴み、ゆっくりと腰を押し進めていくと、壬生のマ○コは左右にメリメリと割れながら俺のチ○ポを呑み込み始めた。
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